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[C29]

前半までのコメント
タイトルから今回、ミキは一体何をやらかしたんでしょうか。
観月さんが付き添い?ですかぁ。
また、なんかミキの言動や仕草で観月さんがうろたえる場面がありそうですね。
楽しみです。v-425

懲罰内容から、なんで鞭担当の観月さんがいるんだと思ったら、逝ったら鞭ですか。
前の運動会では姿勢を崩したら鞭という条件で、それよりはいいにしても、余韻に浸る暇も与えないとは。
4等級囚懲罰、恐るべし。
  • 2008-09-15
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[C30]

前半までの感想どうもですー。

えーとタイトルは私が個人的に読み物を読んで感じたのをつけてますので
ネタバレになってしまってる場合もありますorz(一応ぼかしてはいますw)



  • 2008-09-15
  • 投稿者 : 周@管理人
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[C31]

あらら、やっぱり許して貰えなかったんですね。
観月さんの指技、かなりヤバそう。
もしかして、研修ではこの技を駆使して他の看守を支配している?
それとも皆さんこれくらいの技は持っているが、ヤリ過ぎないように普段は披露していないだけ?v-37

追加懲罰、激アレを期待しています。v-218

「A0…いや、鮎川。

ですよね。
  • 2008-09-18
  • 投稿者 :
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[C32]

んー、どちらかというと懲罰は建て前で観月さんもミキのことを
心配してたのかな?
文字通り慰めてあげたと( ̄ー ̄)
  • 2008-09-18
  • 投稿者 : 周@管理人
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[C33]

あー、番号間違えていましたΣ(゚Д゚;

ご指摘ありがとうございます(*ノωノ)


管理人さんもいつも転載作業お疲れ様なのです~。
  • 2008-09-18
  • 投稿者 : 午後
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[C34]

あ;修正しわすれてましたorz

直しときました~。
  • 2008-09-19
  • 投稿者 : 周@管理人
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[C35]

中盤その2までで

観月さん、”監視”にかこつけて無理やり参加ですか。
早瀬さん、迷惑そう。
葛城さんも担当看守として参戦したりして。v-238

しかし、裸のまんまなのが気になる。
何か特別な衣装があるんですかね。
もしかして、アレ的な予想としては真空パック?
  • 2008-09-23
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[C36]

完全版コメント

もしもーし。
「一緒に。」って。
(イジメ技の)研修の練習台にされちゃうんですかぁ。
それとも、ここの看守の方々は、全員が囚人への懲罰に対する限界を見極めるために、自ら懲罰を受けてるんですかね~。
それは、それですごい気がする。
変態刑務所の面目躍如ってとこですか。v-8

観月さん?も迫っているようだし、早く続きが読みたいですぅ~。
はう。
  • 2008-09-28
  • 投稿者 :
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[C37]

研修は文字通り刑務官になるための必須科目みたいです。

どのような研修なのかは私にはちょっとわかりかねますが::::
  • 2008-09-28
  • 投稿者 : 周@管理人
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厳重拘禁囚 鮎川壬姫編41 ミキの規律違反懲罰 観月刑務官付き添い?編 完全版

41

厳重拘禁囚の中でも最下層に置かれる4等級囚。
その”お仕置き”のためだけに設計された、いくつもの機械的な懲罰台。
それらが整然と並べられた集中懲罰室に、…わたしたちがいた。
津波のように繰り返し訪れる強烈な苦痛。
機械的快楽を強制され、望まぬ絶頂に飲み込まれていったわたし。
完全に皮膚に密着したラバーの緊身衣を着けたままの姿で、空圧式懲罰台への拘束。
体格に合わせて巧みに計算され尽くしたその動き。
わたしの身体は限界まで引き延ばされ、そして、あらゆる場所を責め尽くされていた。
今日から挿入された新しい管理プラグの影響なのか、以前にも増してイきっぱなし。
臨界点に達するたびに脳内を突き抜ける、電撃にも似た刺激で視界は青白くスパークし、
無慈悲な器具に掻き乱された股孔の肉襞からは、止め処なく透明な粘液が溢れていた。
分厚いラバー衣をも突き破るほどに屹立したわたしの乳首は、幾度となく葛城さんの指先で弄られ、絶頂を迎えるたびに観月さんのバラ鞭が無防備なオシリに打ち込まれた。



…。

…。


「あ…ッ」
冷たく響く金属音とともに開かれた檻扉。それに気づいたリサが顔を上げる。
ようやく午後の懲罰と後処理を終え、再び仮檻に戻されたわたし。
「おねえちゃん…はぅ…、おかえり…」
リサが、葛城さんに施されたであろう緊縛姿で迎え入れてくれた。
菱状に巡らされた麻縄の隙間から覗くリサの素肌は、緊身衣と懲罰台からの執拗な圧搾に長時間晒された後ということもあり、ほんのりと赤く染まっている。
勿論これはわたしも同じだ。
簡単に汗と潤滑剤をシャワーにより洗い流されてはいたものの、あまりに過酷な懲罰の直後だけに、身体はまだ興奮状態から収まりきってはいない。
わたしと同様に、何度も激しい絶頂に至らしめられたリサ。
締め上げられ、縛り上げられた状況だったにもかかわらず、頑丈な装置が浮き上がるほどにその全身を痙攣させていた。
その疲労感はわたしに勝るとも劣らないだろう。
「まってたよ…あたし…」
リサは不安げな表情を浮かべたままポツリとそう漏らした後、自分の股間へと食い込む縄に視線を落とし、黙り込んだ。
無理もない。
さっきのわたしがあんな状態だったから。

それに開始時刻に差があったため、かなりリサをここで待たせてしまった。
檻の中に一人になることが嫌いなリサ。
今日はホントにこの子にすまないことばかり。
リサには何の非もない。
わたしの心の弱さから引き起こした醜態が原因だ。

「改めて言うね。…リサ、ごめんなさい。急にあんな風になっちゃって、心配させたね」
狭い檻の中、お互いに緊縛姿で向き合ったまま、わたしはリサに頭を下げた。
奇妙な光景だけれど、今のわたしたちにとってはごく当たり前のこと。
「ううぅん。だってリサわかるもん…。バカだけどわかるもん…。おねえちゃんが急に
 悲しくなったの、リサのせいだから…。はぅ…だから謝らないでよぅ…」
リサはぶんぶんと首を振りながらわたしの謝罪を拒否する。
ぎし…。
ぎし…。
リサのその動きに合わせて軋む縄。
当然その股の間に通された部分にも、それなりの圧力がかかっていることだろう。
だけど、その痛みを一切顔に出さない、そのあまりにも健気な姿が愛おしい。
リサは「おねえちゃん…」と小さく繰り返し、溜めていた涙をポロポロと零していた。
泣いて謝りたいのはわたしのほうなのに。

「リサ、もう泣かないで。せっかく妹に会うことができるんだから」
わたしは頭を下げたまま言う。
そして、リサの反応を待たずにそのまま続けた。
「……正直に言うとね、わたし、たしかにあなたが羨ましかったんだ」
わたしは向き合って座らされているリサの小さな足に、自分の足を重ねる。
びっくりしたようにリサが顔をあげた
ほんのりと暖かいリサの足。
リサもそれに応えるようにキュッと指を曲げてきた。
ついさっきまで緊身衣と保護ブーツで窮屈に締め上げられていたお互いの爪先を、ゆっくり解すように動かし合う。
「はぅ…」
ここは今のわたしたちの身体で、唯一開放感を感じられる場所だった。
ちょっと気持ちがいい。
次第にリサの表情も穏やかに変化する。
それを確認したわたしは、さらに続けた。
「わたしには手紙をくれる人なんていない。まして会いに来てくれる人なんて。
 だからあなたが羨ましいと思った。もちろんそれ以上に悔しくて、憎かった」
「はぅ…ごめんなさぃ…。あたしってば、お姉ちゃんの気持ち、ちっとも考えて…」
リサはか細い声でそう言うと、また俯こうとする。
わたしは足の指を強く動かし、それを制した。
「ううん…。そんな風にリサに対して思っちゃったことが一番自分で許せなかった。
 リサに申し訳ない気持ちと、自分が情けない気持ちでいっぱいになっちゃって…」
わたしは本当にごめんなさいと、心の底からリサに謝罪した。
リサにしてみれば、わたしは今まで慕っていた”姉”のような存在。
共に励まし合いながら辛い拘禁生活を耐えることを誓い合った仲。
嫌われても仕方ない。蔑まれても仕方ない。
でもそれを隠していることはできなかった。

「はぅ…、おねえちゃん…。もういいよ、泣かないで」
気が付くとわたしは頬に幾筋もの涙を流していた。
もちろん自分で拭うことはできないし、リサにもそれは無理。
「ごめん…」
わたしは改めてリサを見つめて言った。
今はわたしの方がひどい涙目に違いない。
「あたしも。会いに来てくれる家族がいるだけでも幸せなことなのに…。
 ごめんね。おねえちゃん。あたし、どんな恰好でもいい。リナにまた会えるなら」
リサだって辛いに違いない。
でもこんなにもわたしを気遣ってくれている。
いつの間にこの子はこんなに大人っぽくなったんだろう。

「はい二人とも、お話はここまでですよ」
懲罰の後始末を終えた早瀬さんが檻の前にやってきた。
「はい…」
「はう…」
発声禁止が言い渡される。しかしタイミング的には申し分ない。
意図的か偶然かはともかく…。
「うんうん。リサさんも成長しましたね」
早瀬さんもわたしと同じ感想を持ったようだった。
腕を組み、左手を顎の下に持ってくるおなじみのポーズで、大袈裟に頷いている。
「ミキさんも。もう大丈夫のようね?」
わたしは早瀬さんの目を見てゆっくりと頷いた。

これからまたわたしたちは独房へ戻される。
けれど、その前にこうしてリサと話ができて本当に良かった。
気持ちの整理もついた。
リサの妹との面会。
今度の安息日にはもう一度、心から喜んであげよう。

「それでは立ちなさい」
早瀬さんの横で黙って立っていた葛城さんから命令が下された。
わたしはリサと組み合っていた足の指を最後にもう一度だけ、くいっと曲げた。
リサは、恥ずかしそうに目を細めて、檻の前の扉に向かって立った。
錠前が外されて、リサが最初に檻の外へ。
それを追うように、わたしもぺたぺたと外に出る。
この後には、縄の再点検を受けることとなっていた。



「ミキさん、残念だけど今日はリサさんと一緒には戻れません」
…。
え?
早瀬さんの意外な言葉に、わたしは混乱する。
それはリサも同じ。
驚いたようにわたしを見つめ、不安げな顔を見せている。
「先ほどの件ですが…。さすがにお咎めナシ、というわけにはいきませんからね」
葛城さんが深い溜息をつきながら言った。
「リサさんは葛城がこのまま独房へ連れて行きます。ミキさんはわたしともうしばらく
 一緒にいてもらいますヨ」
早瀬さんはそう言うと、わたしたちに一言だけ特別に発声を許可してくれた。

「し、心配しないでッ、リサ。わたし、大丈夫だから。」
そう言った直後、わたしは防声具を噛まされた。
ものすごく自分のこの後が心配になるが、リサの気持ちにこれ以上負担をかけるわけにもいかない。
「おねえちゃん…はぅ…またあした…。あたし、まってるからね」
リサは再び涙目になっていたけれど、今度はハッキリと聞こえる声で言った。

葛城さんがリサの縄を引きながら、集中懲罰室を後にする。
いつもは二人で繋がれて歩くこの時間。
暗い通路の奥に消えるリサを、わたしは静かに見送った。

「では行きましょうか」
早瀬さんはわたしの縄尻を掴むと、リサが退出した方向とは逆に向かって進むように促した。
進むべき方向には、今まで入ったことのない鉄扉が待つ。
しかしわたしには、そこがどのような場所なのかは容易に想像がついた。
確かにすぐさま追加懲罰が執行されるとは思わなかった。
けれど、これは早い方が良いのかもしれない。
リサに対するあまりにも大きな罪の意識。
正直、もうしばらく頭を冷やす時間が欲しかったのは事実。
どのような形であれ、それが叶えられたのだ。

部屋の中央、懲罰台の近くにはまだ観月さんが立ち、わたしの方をじっと見つめている。
ふと目があったので、わたしは軽く頭を下げながら「うー」と礼をした。
勿論これは先ほどの懲罰に対する礼と、規律違反を犯した故の謝罪。


「A01番。今日はいつもの貴様らしくなかったな」
観月さんが固く腕を組んだまま首を傾げた。
同時に早瀬さんが立ち止まる。
必然的にわたしもその場所に留まらざるを得ない。
ヒールの高いブーツの踵を鳴らしながら観月さんがわたしに近づく。
しかし観月さんのその視線は、既にわたしの隣に立つ早瀬さんに注がれていた。

「早瀬、お前には”ヤり過ぎない”ように忠告はしてあるが…」
そう言いながら観月さんの手は、わたしにしっかりと通された2本の股縄を割り裂いてきた。
未だ懲罰後の高揚を維持したままのわたしのあそこから、ぐちゅっ…とした淫猥な微音が漏れる。

あふ…。

きた。
それは予想していたこととはいえ、わたしはその刺激に身体を激しく痙攣させた。
防声具の微かな隙間から熱い吐息が漏れたのを確認する。
わたしは無意識に目を閉じ、視界を遮った。
全身の神経を、その場所に注ぎ込む。

観月さんは革手袋のまま、蜜を掻き出すようなゆっくりとした動きを始めた。
それは執拗に、しかも的確に”場所”を捉えた律動。
緊縛姿のままのわたしには、太腿にグッと力を入れることでしかその意を示しようがない。
「A01…いや、鮎川。貴様はこれからどうなるか理解しているか」
分かっている。
あんな規律違反行為のオンパレードだ。
もちろん、ただで済むとは最初から思っていなかった。
むしろ、今のわたしは追加懲罰を望んでいる。

わたしは素直に首を縦に1度だけ振った。
「そうか」
それを確認した観月さんの短い返答。
同時に力のかかり具合が増す。


くちゅっ。

くちゅっ。


あぁ…ぅ…。

葛城さん、早瀬さん、そして矢代さん。
わたしは今まで、さまざまな刑務官に同様の行為を受けてきた。
けれど、初めて受ける観月さんのそれはまるで違う。
長時間の淫罰後であることを差し引いても、その感触は別格。
延髄を貫く程の快感が津波のように押しては引きを繰り返す。
厳しく縛められているはずの全身が、内側から爆ぜるような錯覚。
股間に感じる熱は、冷めかけていたわたしの身体を再び火照らせる。
わたしはゆっくりと目を開けた。
その視界が幾重にもぶれ、次第に眩い白光に覆われる。

くちゅっ。

やぁ…ッ…ン…ッ!

くちゅッ!!

ぃやぁはぁ…ッ…!!


何?
何これ?
わたしは混乱した。
いや混乱しているのかも分からないほどに、確実に思考が停止しつつあった。
観月さんの手袋には、魔法の淫薬でも仕込まれているのだろうか。

くちゅっ。
くちゅっ。

あぁ…。
いつもより、早い。
早すぎる。
来るのが。

クる。
ハヤすぎ る。
だ…め……… みづ き  さん…

…!!!!

何かが、弾けた。
強大な圧力から開放されたかのように、わたしのあらゆる堰が崩壊する。
鋭い音波で鼓膜が貫かれたように、聴覚を奪われる。
防声具に塞がれた口には、出口を失った大量の唾液に満たされた
冷たいコンクリート床に直に接しているはずの裸足が、焼けるように熱い。
絞り上げられた乳房。その屹立した先端が破裂せんばかりに痺れている。

う…ぅぅっぅぅぅぅッ!!!!!!















「私も今回、特別懲罰の”監視”に当たることとしよう。…良いな?早瀬」
「ふぁ!! は…ッ。あ、ありがとうございますッ…」
心なしかぎこちない早瀬さんの敬礼と同時に、わたしの孔からスッと観月さんの手が離れた。
けれど、いまだ痺れが収まらないあそこと…、
そしてぼんやりと霞に包まれたようなままの視覚。
わたしは、そんな早瀬さんの様子を気に留めることはできなかった。
両方の太腿に残された力を入れて立っているのがやっとだったから。


「時間をとってしまった。すぐ罰室に向かえ」
観月さんは一度詰所に戻ってから合流すると言い残し、この場をスッと立ち去った。


それを見届けた早瀬さんが、そっとわたしの耳元で囁いた。
「ミキさん、今のは…かなりキいたみたいですねぇ…」
ぱっくり割開かれたままの2本の股縄を、丁寧に”真ん中”にかけ直しながら。
再度の刺激にわたしは思わず身を捩る。
「それにしても…忠告したご本人が、一番ヤり過ぎていると思わないですか?」
わたしは朦朧とした意識の中、コクリと頷いたような気がする。

「行きましょう。はぁ…。今日の夜はちょっとだけ長くなりそうですよ…?」
早瀬さんは縄尻をギュッと強く引き締めた。
俯き気味だった姿勢を正されたわたしの目の前には、鉄格子の扉。
薄暗い照明の点されたその奥には、地下へと続く階段が確認できる。


集中懲罰の延長戦。
そこに引き立てられる4等級囚は、わたしただ一人。
そしてお相手は早瀬さんに、あの観月さんも加わるという。
完全なるアウェー且つ孤独な戦いだ。

「大丈夫、安心して。私も一緒だから」
早瀬さんのよく分らない励ましの言葉。
これがリサなら意味が通るけれども…。
やっぱり早瀬さんも”鬼の観月”の前では混乱しちゃうのかもしれない。
とにかく、ようやく視界が完全に復活したわたし。
行きましょうとの意を示すために、早瀬さんの目を見つめて軽く首を縦に振った。

早瀬さんはわたしを一瞥した後、顎の下に右手を当てたまま何か考え込んでいる。
いつの間にか、しっかりと握っていたはずの縄も床に落ちていた。
あ…あの、わたし逃げちゃいますよ…?

とりあえず様子のおかしい早瀬さんに、わたしは「うーぅ?」とだけ言ってみた。
「あ、あぁすみません、…そ、それじゃぁ行きましょう」





早瀬さんに連れられて、わたしは階段を下り始めた。
今までいた集中懲罰室は、確か2階だったはず。
相当な深さまで続いている階段。
完全にもう地下へと到達したようだ。
集中懲罰室のさらに深層に、このような場所が用意されているとは知らなかった…。
さらに苛烈な懲罰の執行を想像してしまう。
執行者側であるはずの早瀬さんの緊張感溢れる表情からも、それは容易に判断できる。

だけれど、わたしはもう覚悟は決めていた。
リサ、あなたにはもう許してもらえないかもしれない。
けれど、償わせて。
ここで受けることとなる懲罰は、あなたへの贖罪としたいから。

最後の扉が重々しく開かれた。
意外なほどの明るさで照らし出された空間が目の前に広がる。
「ミキさん、ここが特別罰室…。別名”研修室”です」
早瀬さんがスッとわたしの肩に手をかける。
「さぁ、一緒に頑張りましょうか」
そう言うと早瀬さんは、いつもよりもゆっくりとわたしの縄を解き始めた。
やっぱり確かに聞こえた。
一緒に、らしい。
罰する者と罰せられる者。
一緒に頑張るなんて妙な話。
それでもとりあえず、わたしは素直に「うーぅ」と頷いておく。
そんなわたしの様子を見た早瀬さんは、困ったような顔をして笑っていた。

「さぁ、もうすぐですね…」
早瀬さんはそう呟くと人差し指を口元に立てる。
階段を下りるブーツの音が、徐々にその大きさを増しながら近づいてきていた。

9件のコメント

[C29]

前半までのコメント
タイトルから今回、ミキは一体何をやらかしたんでしょうか。
観月さんが付き添い?ですかぁ。
また、なんかミキの言動や仕草で観月さんがうろたえる場面がありそうですね。
楽しみです。v-425

懲罰内容から、なんで鞭担当の観月さんがいるんだと思ったら、逝ったら鞭ですか。
前の運動会では姿勢を崩したら鞭という条件で、それよりはいいにしても、余韻に浸る暇も与えないとは。
4等級囚懲罰、恐るべし。
  • 2008-09-15
  • 投稿者 :
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[C30]

前半までの感想どうもですー。

えーとタイトルは私が個人的に読み物を読んで感じたのをつけてますので
ネタバレになってしまってる場合もありますorz(一応ぼかしてはいますw)



  • 2008-09-15
  • 投稿者 : 周@管理人
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あらら、やっぱり許して貰えなかったんですね。
観月さんの指技、かなりヤバそう。
もしかして、研修ではこの技を駆使して他の看守を支配している?
それとも皆さんこれくらいの技は持っているが、ヤリ過ぎないように普段は披露していないだけ?v-37

追加懲罰、激アレを期待しています。v-218

「A0…いや、鮎川。

ですよね。
  • 2008-09-18
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んー、どちらかというと懲罰は建て前で観月さんもミキのことを
心配してたのかな?
文字通り慰めてあげたと( ̄ー ̄)
  • 2008-09-18
  • 投稿者 : 周@管理人
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あー、番号間違えていましたΣ(゚Д゚;

ご指摘ありがとうございます(*ノωノ)


管理人さんもいつも転載作業お疲れ様なのです~。
  • 2008-09-18
  • 投稿者 : 午後
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あ;修正しわすれてましたorz

直しときました~。
  • 2008-09-19
  • 投稿者 : 周@管理人
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中盤その2までで

観月さん、”監視”にかこつけて無理やり参加ですか。
早瀬さん、迷惑そう。
葛城さんも担当看守として参戦したりして。v-238

しかし、裸のまんまなのが気になる。
何か特別な衣装があるんですかね。
もしかして、アレ的な予想としては真空パック?
  • 2008-09-23
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[C36]

完全版コメント

もしもーし。
「一緒に。」って。
(イジメ技の)研修の練習台にされちゃうんですかぁ。
それとも、ここの看守の方々は、全員が囚人への懲罰に対する限界を見極めるために、自ら懲罰を受けてるんですかね~。
それは、それですごい気がする。
変態刑務所の面目躍如ってとこですか。v-8

観月さん?も迫っているようだし、早く続きが読みたいですぅ~。
はう。
  • 2008-09-28
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[C37]

研修は文字通り刑務官になるための必須科目みたいです。

どのような研修なのかは私にはちょっとわかりかねますが::::
  • 2008-09-28
  • 投稿者 : 周@管理人
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