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TVリポーター 藤村アスミ2 厳重拘束移送体験編

第2部


「どうですか?その着心地は」
背後からの声。
女性看守・大倉の問いかけだった。
完全に革の匂いに酔っていたアスミは、その瞬間、我に返った。
慌てて拘束衣を脱ぎ下ろし、必死にその場を取り繕う。
動揺を隠そうとする努力もむなしく、うまく口が回らない。
「え、い、いや、その・・・・・すみま、せん・・・え、と、これを実際に身に着けると、どんな感じなのかなって、そう、思ったので試しに、」
この状況。どのような言い訳を羅列したところで、不自然感は拭えないだろう。
とにかく思いついた言葉を、未整理なままでまくし立て続ける。

「今回はッ、と、突撃潜入レポートなので、え、と、実際に体験もしておかないと、とか思ったりしまして・・・・
とくに女囚達の心境とか、それから、それから・・・・」
「そうですね。そう思います」
意外な大倉の言葉が、アスミの言葉を遮った。
「は、はい??」
「当初は、藤村さんにも女囚体験をしていただこうかと、そんな話もありました。
ただそれは、いくらなんでもご本人が拒否されるのではないかと」
「私が、拒否・・・・ですか・・・?」
「ええ、ですからその話は」

アスミの中で何かが弾けた。
言っちゃえ。
言っちゃえ。
お願いしちゃおう。
これは逃せない絶好の機会。
体験とはいえ、私の願いがかなうもの。
女囚に、なれる、私があの女囚に・・・!

「い、いえ、そんなことないです。ぜひ、お、お願いしたいと思います!!」
驚きの表情を見せる大倉。
「やっぱりッ、こう、実際に体験してみないと、彼女達の気持ちに近づけないと思うんですよね、
だから、私もしばらく女囚として生活してみたいって…!」

ついに言った。
言ってしまった。
拘束服に半分の脚を挿し入れたままで。
看守は黙って私を見ている。
もういい。どう思われたっていい。
女囚に、なれるのなら。

「…それは仕事熱心ですね、藤村さん。」
本当に感心したような驚きの表情を大倉は見せた。
「ええ、まあ、あ、ありがとうございます」
アスミはごくりと息を飲み、大倉の次の言葉を待った。
「われわれの立場としても、この刑務所の実態が詳細にレポートされることで、
きっと犯罪抑止の効果があるだろうと考えているのです。
…どうですか、これから女囚の移送が始まりますが、
あなたも同じ女囚の立場として同行してみるというのは」
「は、はい!!ぜひ、私も…!」
即答だった。
もう止まらない。
アスミの鼓動はこの上なく早まっていた。
「それではさっそく、監外着を着装しましょう。ただ……」
「ただ…???」
「これからの護送中、あなたのことは、他の女囚と同様に扱うこととなりますよ」
願ってもない話だ。

「も、もちろん、そうでないと不自然でしょうね、大丈夫です。その間は一人の女囚として扱ってくださって結構です」
「了解です。ではこれの着装後に、先に集めている女囚に合流しましょう。」

大倉が監外着という名の革の拘束衣を、私に着せていく。
それは奇妙な達成感だった。
普通の感覚なら、正視することすらも拒むであろう、禍々しい黒革の衣服。
そして不快極まりないはずの、締め上げられるような強い拘束。
だが今のアスミにとっては、それら全てが大きな悦びとなり、
革の拘束衣に実を包まれていく自分自身に、猛烈な恍惚感を感じていた。
「ぅあぁ・・・・」
思わず声が漏れる。
この感覚。
私は今、拘束されている。
あの女囚たちと同じように。
厳しく、ぎっちりと拘束されている。
それは、苦しい、けれど、気持ちが、いい。

「…っと、どうしましたか、やっぱり苦しいですか。」
大倉がハッとベルトを締め上げていた手を止める。
「い、いえ・・・・すみません。続けてください・・・。そう、それから」
アスミは足元に置いたままの小型カメラに視線を落とした。
「どなたかが、そのカメラで撮影の続きを・・・・!あ・・・ぅ・・・・・。」
締め上げられた拘束衣のあらゆる部位が、どうしようもなく全身を刺激する。
次々に嵌められる手鎖が、足枷が、私を厳しく縛める。
こんなにも恥ずかしい姿にされているのに、
なにを感じているんだろう。

ああ、おかしく、なりそう。

あの子達は毎日のように、こんな気持ちを味わっているの??
こんなにも強烈な、圧倒的な拘束感を、強制され続けているの??
苦しい苦しい。
でも、何?
この込み上げてくる熱さは・・・?
やっぱり私は、これを望んでいたの?
ああ、苦しい。苦しい、けれど気持ちがいい。
私は、今、女囚になっている。
アスミは明らかに濡れてきたのを感じていた。

ああ、そんな私の姿を、映像に留めてほしい。
厳しく拘束され、苦しみ、哀れにもがく私を。
そしてこれから行われるであろう、女として最大の恥辱を。

大倉は、戻ってきた葛城に状況を告げた。

「ええ!?、私が、ですか?」
葛城はあまりの意外な展開に、目を丸くして声を上げた。
「そういうことになったので、お願いしますね。」
大倉が、冷静に葛城へ撮影機材を渡す。
「あ・・・私からも・・お願いします・・・・良い、画像を撮らなくちゃ・・・。
さ、さあ、早く私にもあの・・・・を・・・・」
アスミは、後ろ手に束ねられた両手で、
ぎっちりとした革の拘束服の股間の開口部を自ら押し広げている。
(あぁ・・・・・早く・・・・)

「ホントにいれてもいいのですか?」
「あなたも練習のつもりでやってみなさい。もちろん本当の女囚のつもりで」
大倉がプラグを葛城に手渡した。

ついにこの瞬間がやってくる。
胸を突き破りそうな心臓の高鳴りは、熱い吐息に姿を変える。

「ち、力を抜いて、腰を下げなさい」
「はい・・・。」
看守の命令は絶対。
「一切動かないように」
「は、はいッ!!」
次々と下される命令、叱責。そして私はそれに服従する。

「あ・・・・・あ・・」
私の大切な部分が、無機質な器具によって、塞がれてゆく。
潤滑剤を塗りこまれた両方の孔に。
それは、ゆっくりと進入してきて。そして、とまる。

「挿入と固定が完了しました」
葛城が軽く汗を拭き、大倉に伝えた。
「了解。では、あなたに囚人番号を与えます。番号は0029番。
これ以後、この呼称番号があなたの呼び名となるので覚えておくように」
大倉は女囚の姿となったアスミを見下しながら、強い命令口調で告げた。
「はい・・・・。」
消え入るような声でアスミはうなずく。
「0029番に防声具を」
無言のまま葛城がアスミの口を押し広げ、革の防声具を装着させた。
「0029番。それでは歩きなさい。移送される囚人の待機所となっている場所へ連行します。」

番号で呼ばれ、拘束服と鎖によって縛められたまま、私は歩かされる。
私は、これから、女囚として…






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