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厳重拘禁囚 鮎川壬姫12 4等級棟移送 刑務官視点編

12

負けないで…、か。
自分でそう言っておきながら、ずいぶん無責任な発言だったと少し後悔した。
ミキから感謝の気持ちを伝えられ、どうして良いかわからずに
冷たく突き放したような返答しかできなかったからだ。
それでも、ミキは軽く微笑んで頷いてくれた。
幸い私はミキに気に入られているようだった。
…まずい。
どうしようもなく可愛い。
また対応に困るじゃないか。

エレベーターが開き、檻から緊縛姿のミキを出す。
縛られた身体が痛むのか、小さな喘ぎ声が聞こえる。
そして縄尻をつかみながら、前を歩かせた。
彼女は裸足で冷たい床を踏みしめる。
一方で私は革のブーツを履いている。
これも規則とはいえ、ずいぶん気の毒なことと思う。

ふと、彼女の調書の内容が脳裏に浮かぶ。

あまりにも不幸な過去。
そして犯してしまった大罪。
以前収容されていた施設では、ミキは自分を見失い、人間不信に陥っていたという。
暴行。
自傷。
命令違反に脱走未遂。
かなりの問題囚とされていたらしい。
相当のトラブルを起こした末、ついにこの厳重拘禁棟への移送が決定。
そして今、私の監視下に置かれている。

事前の情報とは違い、ここでのミキは私たちに対し基本的に従順で、おとなしい。
もっとも、かなりの長時間にわたり緊身衣や管理プラグを装着されての移送後だから、
当然といえば当然なんだろうけれど。
一度だけ、観月さんの洗礼を受ける羽目になったものの、あれは彼女の性格上
避けられなかった事態ではないかと思う。
むしろあの件で、私も観月さんも、彼女を見る目が良い方向へと変化した。
あそこまでの状況で、他人をかばうことができるなんて、そうできることじゃない。
どうしようもない不良少女囚という先入観は、今は誰ももっていないだろう。
よかったね、ミキ。

言うまでもなく刑務官の立場としても、反抗的より服従的な囚人のほうが扱いやすい。
ただ、ミキの場合、服従的というのとはちょっと違う。
愛情に飢えているんだ、と思う。
時折接し方を緩め、褒め言葉をかけてあげると、なんとも穏やかに微笑む。
それは、とても厳重拘禁囚などには見えない表情だ。
ミキは、ただひたすら無力で、逃れられない不幸と不運が重なっただけ。
その結果としてここに堕された少女囚、それが彼女だ。
犯した罪は、残念ながら刑期を全うするまでは赦されないけれど、
できることなら、彼女の行く末を私は見届けてあげたいと思っている。

過酷な運命を背負ったミキ。
その小さな背中は、私の施した縄で厳しく縛られていた。
腕にも胸にも、そして股の奥深くにも、縄が食い込む。
それはどうしようもなく哀れな姿だ。
それでも、この4等級囚という厳しい現実に直面しながら、
ミキはしっかりとした足取りで進んでいる。

彼女を待つのは、拘禁と懲罰の日々。
厳しく身体を戒める囚人服、そして冷たく重い枷と鎖。
それらが本当に彼女にとって必要なのだろうか。
正直に言うと、これでよいのかという戸惑いは完全には拭い切れていない。

だけど、もう全てを受け入れたように、緊縛姿のミキは、じっと前を見据えていた。
扉を開けた独房の前に立つ、その本人の心中を伺い知ることは、もちろんできないけれど。

「ミキさん…」
「は、はいッ…」
私はその後に出かかった言葉をぐっと飲み込んだ
…だめだめだめ。
よけいな同情などは職務遂行の障害となる。
何度も先輩に反復させられたじゃないか。
非情に徹せ、と。
この点で、私と同期の葛城は先輩達からよく叱られている。
今までも何度か優しさを見せてしまっていた。
そんなことでは、ここでの規律など維持できないとわかっていても…。

葛城の口癖を借りれば、
「まだまだ甘いな、私も」だ。

ごめんね。
あなたは可愛いし可哀想だと思うけれど、これも仕事だから。
これ以上は口には出せない。
けれど、あなたの担当になった以上は、責任を持って管理に臨ませてもらう。

「…………」
ミキは、私の次の言葉を待っている。
絞り出された乳房を露わにし、股に縄を食い込ませたまま。
まだ仄かに幼さの残るものの、凛とした整った顔立ち。華奢な身体。
緊縛に恥じることなく、直立不動で私を見つめるその姿は、美しいとすら感じる。

私はいろいろな思いを振り払うように、手にした鞭を思い切り床に振り下ろした。
乾いた音が静寂を切り裂く。
ミキは、一瞬驚いたような表情となり目を閉じたが、すぐに私を見つめ直した。
…さぁ、いくよ。

私は短く命令を出す。
「入りなさい」
分厚い金属の扉の奥。4等級囚監房。
そこがこの少女囚、ミキに唯一与えられた場所だ。
新入房よりも、さらに拘禁と懲罰に特化した構造になっている。
縦3m、横5mほどの空間。
新入房と比較するとやや横に広い作りだが、そのうちの半分は堅牢な鉄檻となっており、
さらにその中には吊手鎖や首枷台などの刑具が並ぶ。
主に午前中の懲罰は、少女囚をこの檻の中に移して執行される。

”居住スペース”となっている部分には、ゴムシーツの敷かれた跳ね上げ式の寝台と、
一体成形の、ステンレス製排泄ユニットが設置されているだけ。
正面の壁には、鉄格子の嵌った小さな採光窓が設けられてはいるが、
外の様子を窺うことは当然できない構造。
著しい閉塞感に私ですら圧倒されそうになる。

ミキは寝台の側に立ち、その上に置かれている懲罰衣にじっと目を落としていた。
全裸での緊縛の後には、当然これの装着が待っている。
身体の自由を一切認められない、厳重拘禁囚の宿命だ。

私は次の命令を出した。
「緊縛を解きます。その後懲罰衣の着用。発声は許可するので何かあれば言うこと」
「はい」
素直に頷くミキ。
彼女の身体を、背面が私の方を向くように変えさせた。

慎重に縄を解いてゆく。
華奢な身体つきだが、意外にも出るところは出ているミキの身体。
その肌も透き通るように白く、柔らかい。
同性として、ちょっと妬けるぐらい本当に綺麗な子だ。
そして”緊縛師”としては、縄映えのする申し分のない素材であるとも言える。

「………ッ………ンッ…ふぅ…」
厳しい縛めからの解放に、ミキの口は幾度も声のない吐息を漏らした。
徐々に彼女の身体から縄が離れていく。
ミキの裸体にはっきりと刻まれた縄跡は、実に見事だと自賛したい。
ブログ上で公開したいほどの美しさ。
…もちろん冗談だけど。

上半身の縄を解き終え、続けて残された股縄に手をかけた。
厳重拘禁囚とはいえ、それ以前に一人の女の子。
一番デリケートな場所だけに、ここに縄をかけるときには一番神経を使っている。
私はゆっくりと引き剥がすように、ミキの局部を挟み込む縄を解いていった。
「ぁ……はぁ…ぅッ…ン…」
今度は、はっきりと小さな喘ぎ声が漏れる。
発声許可は与えているので叱責はできないけれど…
うぅ、そんな声出さないで欲しい。
妙な気分になるからッ。

…だけど、無理もないことだろう。
股縄の密着していた部分には、白濁した粘液が大量にまとわりついていた。
そして縛めを解かれた部分がはっきりと露わとなる。
鮮明なピンク色の襞がひくつき、陰核はプクリと屹立しているのが確認できる。
気丈に立っているようにも見えるが、やはり身体の反応は正直。
…この表現はちょっと卑猥だったか。
ともかく、ミキの股間は縄の刺激でしっとりと濡れそぼっていた。
溢れた粘液は、透明な一筋の糸を引きながら、彼女の足下に滴り落ちてきている。
わたしは、それをそっと拭ってやった。

「…はあぅ…ッ、あ、ありがとうございますッ…」

また…。
もういいから黙ってて。

全ての縄が解かれた後、ミキは迷うことなく懲罰衣を手に取った。
ゴムシーツの寝台に浅く腰掛けて、脚衣の装着。
ミキの細い脚が、微かな光沢のあるぴっちりとしたタイツに包まれていく。
自傷行為や鞭打ちからの保護を目的としているため、その黒い生地には厚みがある。
ウェットスーツに近いような材質だ。
そのため、かなり汗ばむようなここの気温では、彼女の汗ばんだ肌にはりつくのだろうか。
タイツを腰まで引き上げる段階で、難儀しているようだった。
縫い目が脚の裏側中央にきちんと揃うように手を貸した。
拘束されていく過程だというのに、ミキは律儀にもまた礼を言う。
私は無言で、一度だけ頷いてやった。

ミキの下半身がその”拘束タイツ”に覆われた。
形の良い臀部が、くっきりと二つに分かれ強調される。
股下の開口部が、二つの孔を的確にとらえていることを確認。
…相変わらず湿っている。
無理もないこと、だけれど。
そして次に上衣の着用を命じた。
相変わらず「はい」という素直な返事。
私に懐いたかのよう。本当に従順で扱いやすい。
それだけに、こうして非情な命令を下すたびに心が痛む。
あー。だめだめだめだめ…。

上衣は、革のレオタード状の服。
これも股間に開口部がある。
”管理プラグ適合仕様”だ。
乳房の部分の覆いは着脱式となっており、密閉か開放かの選択ができる。
もちろん選択権は囚人には与えられていない。
懲罰の種類によって決まっている。
また開放時には、責め具の装着も可能となっている。
乳首を摘む鎖の識別票の着装は新入房までだけれど、
それに代わる乳首責めは、こうしてきちんと準備されている。

「懲罰衣、着用完了しました…」
ミキが全てを身に着け終えて立つ。
でも、悪いけど実はまだ完了ではない。
これから執行するA懲罰は、乳首責め「有り」とされている。
私は上衣の乳房パーツを取り外し、彼女の大きな胸を外に絞り出した。
十字状の革ベルトで作られた責め具を、乳房に這わせて固定する。
中央部分には小さな鉄の輪があり、それが乳首にピッタリと嵌るように調整した。

「ふ……ぁッ……ン!!」
ミキの身体がぴくんと反応する。
それも当然だろう。
嵌め込んだ輪には、内部の乳首を刺激するための突起がある。
これによって絶え間なく責め続けることができる仕組みだ。
本当によく考えられた”服”だ。
身に着けさせるだけでも、相当の懲罰効果を発揮する。

ここまで終えて、ようやく完了。
一応決まり事のセリフを言う。
「痛みはありませんか」
もちろん囚人が訴えたところで、懲罰衣の免除などはないけれど。
「はい…。痛くはありません。…だけど、ちょっと…暑い…です」
「え?」
思わぬ反応に、思わず興味がそそられる。
深い意図はないが、同時に手にしていた鞭を空打してみた。
「いいい、いえ、だ、大丈夫ですッ」
ミキはすぐに取り繕う。かなり狼狽えた様子だ。
ちょっと意地悪すぎたかな。
嫌われたら困る。
いや…そうじゃなくて。

実際ミキのこの姿。こんな状況ではかなり暑さを感じると思う。
一切の外界と遮断され、密閉されたこの空間。
特にこのような夏の日差しに照りつけられる時期には、気温はグッと上昇してしまう。
むっとする熱気と、淀んだ空気。
さらに少女囚本人の汗や体液、そして蒸れる革やゴムシーツなど
いろいろな臭気が加わり、不快なことこの上ない。


既にミキの顔にはうっすらと汗が滲み出てきている。
おそらく懲罰衣の中に包まれた肢体は、さらに蒸れていることだろう。
だけれど、基本的に懲罰衣には季節という概念がない。
ある程度の室温は保たれるとはいえ、この地方の冬はかなり厳しい寒さとなる。
今は暑さに悶え苦しむ少女囚も、冬は逆に寒さに震え頬を濡らすに違いない。
快適性などは一切排除。
もちろん厳重拘禁囚は、それに耐えることしか許されていないんだよ、ミキ。

さぁ…この後、いよいよ管理プラグの挿入だ。
「ミキさん、第2姿勢」
「はい…」
私はゴムの手袋を嵌めた。
潤滑剤も準備する。
健気にも、露わとなったオシリの割れ目を私に突き出す形となったミキは、
微かに両脚を震わせていた。

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