2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://syuujinhuku.blog.2nt.com/tb.php/30-5eb6c23f
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

厳重拘禁囚 鮎川壬姫13 4等級棟 A懲罰準備編

13

もう覚悟は決めていた。
これから始まる厳重拘禁囚としての日々。
まるで先の見えないわたしの未来。
赦される日は、まだ果てしなく遠いけれど。

全身を覆う懲罰衣。
今日から新たに装着された責め具に、乳首が苛まれる。
それでもわたしは第2姿勢をとりながら、プラグ挿入という”儀式”を待っていた。
全身がしっとりと汗で濡れているというのに、このときばかりは脚の震えは止められない。
早瀬さんが背後で準備をしている。
あの冷たい潤滑剤を、プラグにしっかりと塗り込んでいるんだろう。
葛城さんにやってもらうときよりも、この点は早瀬さんが丁寧だ。
そうしてもらった方が、挿入はスムーズに終わるのでとても助かる。
わたしはその音を聞きながら、目を閉じた。

「力抜いてね。先に指から挿れます」
慣らしの処置。これも早瀬さんの方が上手い。
わたしは命じられた通り、下腹部の緊張を解いた。
何も考えないように。
何も考えないように…。
だけど、頭の中に浮かぶ雑念を振り払うのって、意外と難しい。
特に、今日は厳重拘禁監房入り初日という記念すべき日だ。
目を閉じるだけで、いろんな思いが交錯する。

そうしているうちに、早瀬さんの指が出入りを繰り返しはじめた。
くちゅっ…
くちゅっ…
冷ややかな感触。。
くちゅっ…
くちゅっ…
断続的な指の動き。
だんだんと柔らかく解されていくのがわかる。

…?
や…ちょっと…、早瀬さ…ん…ッ!!
そこまでしなくても…
くちゅっ…
くちゅっ…

ちょ…まっ…!!
いくら何でも長いってば。
これじゃあ葛城さんのガラス棒検査といい勝負だ。
いや、こっちの方が動きがあるだけに、
その…、
変な気分になってしまう。

「あ…ッ……あふぅぅ…は、早瀬さん…ッ…」
こ、声が出てしまう。
「は、早く…プラグ挿れてください…」
なんというセリフ。
これじゃあまるで変態だ。
「あっ、ご、ごめんなさい、やりすぎました」
早瀬さんはパッと指を離した。
珍しく、素で慌てている様子だ。
本当にこの人は何を考えているのかわからない。
わたしのものを弄ることに夢中になっていたのだろうか。

「じゃ、じゃあ挿れますから」
まだ少し早瀬さんの様子がおかしいけれど気にしないことにする。
少しの間をおいて、2本の挿入具がゆっくりとした速度で進入してきた。
すっかり日課となってしまった朝のプラグ挿入。
もう、以前ほど抵抗もなく、スルリと受け入れてしまうわたしの2つの孔。
…もちろんさっきの前処置もあってのことだろうけれど
やっぱりこの瞬間はどうしても涙がこみ上げてしまう。

プラグの固定ベルトが締め上げられて完了だ。
一旦第2姿勢を解除され、再び早瀬さんの最終チェックを受ける。
開脚。
屈伸。
跳躍。
わたしはプラグを”咥えた”まま、命じられた動きをする。
そのたびに身体に密着している上下の懲罰衣が、ギュッと鳴った。
おまけに乳首に嵌められた責め具は、本当に意地の悪い刺激をわたしに与えてくる。

じっとしていても暑いのに、さらに汗が滲み出てくるような感覚。
実際、爪先などはかなり蒸れてきていて不快。
さっきも意を決して、暑いと訴えたかけたけれど…、
厳重拘禁囚にはそんな権利もないと思い、すぐに取り下げてしまった。
そういえばその時、一瞬見せた早瀬さんの表情は、嬉しそうにも見えた。
わたしの錯覚だったのかな?
いずれにしても、この暑さにはひたすら我慢するしか対処法はないようだ。
秋にでもなれば、少しは快適になることを期待したい。

異常なしとされて、さらに次の命令が下された。
「後ろ手のまま檻の中に入りなさい」
早瀬さんは、鞭の柄で鉄檻の開口部を指した。
監房の中にさらに檻。
厳重にもほどがある。
「はい…」
わたしは命令に従う。
やっぱり早瀬さんも刑務官だ。
さっきも思ったが、鞭を持つ姿はなかなか迫力が感じられる。

わたしはその中にある吊り手鎖に繋がれ、足にも鉄の枷が嵌められた。

「ミキさん、先ほどは失礼しました。初日ですのでここで懲罰についての説明をします」
早瀬さんが拘束姿のわたしの前に立つ。
先ほどの件とは、あのことだろう。
確かに様子が変だった。
だけど今はまた厳しい顔つきに戻り、淡々と説明を始めた。
「前にも言いましたが、午前中は2時間を1つのユニットとして懲罰が執行されます。
 懲罰はA種、B種、この繰り返しが基本です」
これから執行されるのがA懲罰というものというのは告げられている。
新入房での待機中の処遇とほぼ同様だ。
B種というのは、吊り手鎖ではなく別の拘束架にかけられて執行される懲罰。
この檻の中に設置されている首枷台を指しているのだろう。

「午後からは、集中懲罰室へ。そこでも2時間づつ、計4時間を懲罰執行に当てます」
集中懲罰室では、4等級囚を集めて、複数人数で執行することになっているという。
現在の4等級囚は、わたしとA02を含め、3人しかいないと聞かされた。
そのため実際のところ、集中懲罰室は2ヶ月前にこの厳重拘禁棟が開所されてから
ようやく本格的運用が始まるとのことだった。
いわば、わたしは記念すべき最初のお客様。
まったく嬉しくない栄誉だ。

説明が終わる。
早瀬さんは、プラグから伸びるコードのチェックを行った。
「移動と説明で少し時間を取りました。やや時間は短いですが、これから午前1の
 A懲罰に入ります。現時点をもってミキさんには発声禁止を命じます」
早瀬さんの宣言とともに、吊手鎖が高く引き上げられる。
わたしの身体は、大の字型にピンと張り、寸分の遊びもなく固定された。
続いて、わたしに埋め込まれたプラグの収縮が始まる。
…ついにきた。

…さぁ、
わたしは、どうなっちゃうのかな…。

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://syuujinhuku.blog.2nt.com/tb.php/30-5eb6c23f
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

周栗移夢

Author:周栗移夢
緊縛・拘束・縄・枷・轡にピンときましたら
閲覧してくださいな

最新記事

最新トラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター(オンライン)

現在の閲覧者数:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード