2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://syuujinhuku.blog.2nt.com/tb.php/58-db3b0957
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

厳重拘禁囚 鮎川壬姫34 藤村アスミ 仮監置房放置編

34

全身を覆う革の緊身衣。
太腿まで伸びる長さの保護ブーツ。
そして金属製の手足枷。
奥深く挿入された管理プラグと、それを固定し身体を締め上げるハーネス。
…まさに厳重拘禁という処遇を具現化した姿。
アスミは、運動場に続く仮監置房に、その身を繋がれていた。

他の3等級囚が全員集められ、集中的な点検が行われるまで、この狭い立檻の中で
無言のままで待機していなければならない。

この無慈悲で屈辱的な処置も、アスミにとっては上質な至福の時間となる。
アスミは自分に装着された戒具や装具の感触をじっくりと味わおうと、
鼻から深く息を吸い込み、静かに目を閉じた。
この上ない被虐感を全身で受け止めるために。
あらゆる身体の自由を剥奪され、局部には恥辱の責め具。
座ることすら許されない鉄檻の中。
そこに今、自分がいる。
…厳重拘禁囚として。

複数の刑務官によって、次々と少女囚が檻の中に移送されてくるが、
3等級囚は、アスミを含めて十数名ほどと、ややその数が多い。
しかも矢代は、臨時的に4等級囚の担当として借り出された。
この場にアスミを移送した後、その姿を消している。
若干手薄となったため、全員が揃うまでにはもう少し時間がかかりそうだった。
つまり…まだこの屈辱の時間を十分に愉しむことができる。
アスミにとっては申し分のない状況でもある。

アスミは改めて全身に力を込めた。
緊身衣とブーツで二重にピッタリと包まれた爪先は、自分の体温と檻内の熱気で蒸れ、
がっちりと噛まされた防声具からは、止めどなく唾液が溢れる。
この様々な分泌物にまみれた感触も、被虐感に拍車をかけるポイントだ。
金属の手枷と足枷は屋外用の重量のあるもの。
それに繋がる冷たい鎖で、自由な動きは許されない。
確かにそうであることを確認するべく、大袈裟に四肢を動かしてみる。
ガチャガチャという鎖の擦れる音とともに、手首足首に感じる束縛感。
…間違いなくしっかりと填め込まれている枷。
奇妙な安心感が沸く。

そしてアスミは細かく振動を続ける膣プラグと、きつく押し込まれた肛門プラグに
その神経を集中させた。
封じられた股間からじんわりと流れ出す粘液は、
緊身衣に包まれたアスミの黒い太腿を、光る筋となって伝わっていた。
最高。
アスミはこの姿の自分に陶酔する。


もちろんアスミ以外の3等級囚も同様の責めを受けている。
不気味なほどに静まりかえった空間に響く、複数のプラグの振動音。

隣の檻の中で佇む、悲しげにすすり泣く哀れな少女囚の姿が見える。
鉄格子越しのその光景も、アスミを更に”感じ”させてくれる。
これがまさに、いまの自分の姿そのもの。
言い表せない程の気分の高揚。
本当の囚人、という立場の彼女たちには申し訳ない気もする。
けれどアスミはその身体全部で、この瞬間を愉しんでいた。
そして…アスミは再び下腹部に力を込めた。
プラグの振動を受け止めるために。





とある事情により屋外での”運動”を、3等級囚とともに4等級囚の二人の少女囚も
行うことになるとアスミは聞かされていた。
これは矢代からの情報。
つい先ほど、正体をばらしてしまう事態になってしまったものの、まだこうして
他の囚人と同じ処遇を続けさせてもらっている。
あくまで矢代はアスミにとっては担当刑務官という立場をとり続けるという。
それも有り難い話だ、とアスミは思う。
プロとして仕事に誇りを持って臨め、そうも言っていた矢代。
もちろんそのつもりだけれど、手段が目的化していることは最後まで秘密にしておく。

願わくば4等級としての処遇をしてもらいたかった…。
アスミはそう思っていた。
潜入当初は存在しなかった4等級囚。
二人の少女囚が4等級処遇になったことを聞き、数日間だけ”特別措置”として
集中懲罰室での”調教”的な懲罰を受けることができた。
観月刑務官から受けた鞭。
本気でお願いしますと申し出たために、本当に容赦がなかったことを思い出す。
ラバー製の緊身衣姿で、哀れに歩かされる自分の姿。
4等級囚として過ごした数日間。
アスミはその懲罰を思い出しただけでも、再び股間が熱く疼き出すのを感じていた。

4等級囚の担当は、葛城と早瀬という新人刑務官。
その二人には既に正体が知られているために、4等級囚ライフは長くは続けられなかった。
本当の囚人として扱われることを優先してもらった結果、
矢代が担当する3等級監房に戻されることとなり、今に至る。
心残りではあるが、それも仕方ない。

囚人の生活体験レポートについては、十分すぎるほどの”情報”を得ることができた。
残されたのは、囚人の生の声。そのレポートだ。

この午後の運動時間が終わった後に、4等級囚へのインタビューを許可されている。
アスミは、その場所や方法について、矢代を通じて設定してもらっていた。
実はその2人のことはよく知らない。
安息日の入浴中にその晒された姿を見かけたことはあったが、
当たり前だけれど声を掛けることはできなかった。
ただ矢代の情報によると、相当に興味深い連中らしい。
アスミの期待が弥が上にも高まってきた。

ピーッという笛。
3等級囚が全員揃った合図だ。
立ち檻の下半分が一斉に開けられ、集中点検が行われる。
「全員所定の位置に足を置け!」
アスミは、自分の真下にある白いペンキで塗られた足形に合わせて立つ。
ジャラリ…。
一列に立ち檻の並ぶ異様な空間に、同時に響き渡る金属音。
即座に命令に従う少女囚たち。
もちろんアスミもその中の一人として振る舞う。
左右から一人ずつの刑務官が、足枷と鎖、そして管理プラグのチェックを行っていく。
異常なしと認められると、そのまま運動場へと進むことが許可される。


運動場といっても、ボールが転がっていたり、ネットが張られていたりするわけではない。
厳重拘禁囚に許された運動は、歩くこと。
表示された囚人番号のブースに設置された、強制歩行装置での運動だ。
4等級囚には、これをさらに厳しくした懲罰的処遇が与えられている。
数日間その懲罰を体験したアスミは、大変な辛さと苦しさを十分に味わっていた。
むしろ今の処遇では物足りなさも感じてしまう。

足の動きに制限はなく、基本的に鞭打ちも無し。
緊身衣と保護ブーツに身を包んでの運動は、もちろん大変な苦労が伴うけれど、
4等級処遇に比べれば遙かに楽といえるだろう。
…あれは、本当に”調教”そのものだった。
観月刑務官の振るう鞭のうなりを思い出す。
そして喘ぎ苦しむ2人の少女囚。
その姿が脳裏に焼き付いていた。

ピーッ!
もう一度鳴らされる笛。
これから一斉に運動がスタートする合図。
管理プラグもそれに合わせて動きが激しくなる。
アスミは下腹部にグッと力を入れ、挿入具を自分の中にしっかりと収めなおした。
…くちゅ。
股から漏れる淫猥な音。
これもまたいい。
戒具の存在をこうして確認していくことで、アスミは辱められる悦びに浸っていた。

「4等級囚、入ります!」
矢代刑務官の声が運動場の後ろで響く。
振り向くことは許可されていない。
もちろん”囚人である”アスミは、その決まりに従う。

しばらくして目の前に現れたのは、2名の少女囚だった。
両側にずらりと並んだアスミ達3等級囚のブース。
その中央に設けられた金網で覆われた通路を、刑務官に引き立てられてきた少女囚たち。
アスミの目は、その二人の姿に釘付けとなった。

彼女たちには、さらに過酷な戒具が施されていた。
自分らと同じ緊身衣を着せられた上、彼女たちには”識別票”までもが装着されている。
そして木製の首手枷姿。
先頭を矢代刑務官、そして後ろを新人の葛城刑務官が固めている。
保護ブーツの上から嵌められている、鉄枷の重たい鎖を引きずりながら、
ゆっくりと歩かされる少女囚。
一人は覚悟を決めたかのようにしっかりと前を見つめ、もう一人は涙目だ。
彼女たちが4等級囚…。
アスミは2人の4等級囚が、1段高い場所に設けられた檻の中に収容されるまで、
その姿を追い続けていた。

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://syuujinhuku.blog.2nt.com/tb.php/58-db3b0957
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

周栗移夢

Author:周栗移夢
緊縛・拘束・縄・枷・轡にピンときましたら
閲覧してくださいな

最新記事

最新トラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター(オンライン)

現在の閲覧者数:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード