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厳重拘禁囚 鮎川壬姫29 4等級棟 朝の追加懲罰ミキ編

29

わたしは、早々に与えられた”食事”と排泄をすませた。
この時間だけ、”使用可”の表示が点灯し、トイレの水が流れるようになっている。
つまり表示が消える前に済ませなければならない。
それが過ぎるといろいろと面倒なことになるからだ。

そのあとわたしは、ピシっと懲罰衣を身に纏って、葛城さんを待つ。
相変わらず身に着けるのが大変な素材だけれど、かなり慣れてきた。
はじめの頃は手伝ってもらっていたこともあったっけ。

あ…。そうそう、

じー…。
タイツに覆われた股の部分にあるファスナーをゆっくりと解放する。
…。
もちろんこれから挿入される管理プラグを受け入れるため。
上衣の胸の位置も合わせ、乳首がきちんと孔から顔を覗かせるように調整する。
こんな行為も、もはや抵抗なくできちゃう自分が、ちょっとだけ哀しい。


そして再び第1姿勢。

今日は早瀬さんが休みと言っていたっけ。
だから葛城さんはリサと私を掛け持ちなんだ。
ちょっと忙しそう。
変わりの刑務官も来ないところを見ると、今日は人手が足りないのかもしれない。
そう言えば前に、葛城さんは「私達は新人だから」とか言っていたような気がする。

わたしから見ると、二人ともずっと年上だし、落ち着いているようにも見えるけど…
まだまだ観月さんや他の刑務官から見たら、ヒヨっこなのかな。
だから、こうして数少ないわたしたち4等級囚に付きっきりということもできるんだ。
早瀬さんに至っては、わたしたちで「腕を磨く」とかも言ってたような気がする。
…ひょっとすると都合の良い練習台扱い…?

ガチャリ。
「遅くなりました。…もう着替えていたのですか、良いですね」
簡単な褒め言葉。
早瀬さんならエライエライと頭を撫でてくれるところだけど、これはこれでいい感じ。
なんだか葛城さんは、前よりもよく話しかけてくれている。
まだちょっと固い感じもあるけれど、少し距離感が縮まったような気も。
というか早瀬さんがちょっとアレなだけかな。

ここ最近の暴走は、正直驚きの連続だったから…。

今日のお休みは何をしているんだろう。
縄の手入れでも…?
…。
そして自分の身体を使って緊縛の研修を…。
あぅあぅ。
やめようよ、変な妄想、悪い癖。

そんな妄想に耽る変なわたしを横目に、
先ほど飲み干した囚人食の空きパックを確認した葛城さんが次の命令を出した。
「管理プラグ装着。第2姿勢をとって」
丸1日ぶりの挿入。
昨日はコレが入っていなかっただけで、とても開放感を味わえた一日だった。
でもまた今日から、日中は管理プラグの”お世話”にならなければならない。
葛城さんは、わたしの背後で全体に潤滑剤を擦り込んでいるようだ。
もうすぐ…かな。
わたしはスゥっと息を吐き、その時に備えた。

たとえいろいろなことがあったとしても…
やっぱり自分が厳重拘禁囚の身であることを、いやでも実感する瞬間が迫っている。
再び厳しく管理され、拘束され、罰せられる日々の始まり。
それを告げる儀式だ。
「力抜いてください、挿れますよ…」
葛城さんが、しっかりとそれを手にとって、わたしの下腹部にそっと当てがった。
…。
…。
事前のしっかりとした肛膣検査のおかげで、悔しいほどスムーズに入っていく。
一日の間が空いたけれど、やっぱりもう身体の方が覚えているんだ…。

「今日はB懲罰、A懲罰の順に行います。中に入ってください」
檻の扉を開け、中にある首枷台を準備する葛城さん。
…。
これからわたしが繋がれることになる刑架が、ぱっくりとその口を開いている。
首と両手を挟み込むように拘束する厚みのある板。
これに填め込まれると、わたしは必然的に前屈みとなり、オシリを突き出す形となる。
わたしは目の前の刑架に、ゆっくりと首と両手とを預けた。
「はい、締めますよ。…、痛いところはありませんか」
一応の確認。
この恰好は苦しいけれど、痛みはない。
感じるのは、猛烈な屈辱と、どうしようもない惨めさだけだ。

カタッ…。
上から固定版が下ろされて、両サイドの鍵留めが施される。
これで首から上が完成。
ピピッ。
「はっぁ…」
わたしは思わず声を出してしまった。
妙に軽い電子音とともに、肛門と膣、両方のプラグが一度大きく震える。
電源部への接続が完了したようだ。
これはその初期設定に伴う動作確認。
いつも浴びせられる、最初の洗礼。

「はい、OKです。最後に装具をつけます」
B懲罰は、上半身の責めが中心となっている。
両手を吊り下げられ、延々と下の方を責められるA懲罰よりも、わたしはこっちの方が
好みだった。
まぁ、この場合”好み”という言葉が適切か否かは置いておく。
ちなみにリサは逆。
確かにこの後に取りつけられる責め具は、リサにとっては辛いだろう。

「…どうかな、ズレていると痛いですよ」
葛城さんがわたしの胸に取り付けた器具の微調整をしながら言う。
「は…はい…いいと思います…」
わたしは自分の感覚を頼りにそう告げた。
いいというのは、乳首にぴったりと責め具の先端部分が接触しているということ。
くぅ…、どうしよう。
もう固くなって…きちゃってる…ッ。
懲罰開始の合図とともに、コレがいろいろな動きを始める。
吸い上げ、挟み込み、振動と…。
かなり変態的な責め。
もう何度も言わないが、ここの懲罰を考案した人は……以下略だ。

「今日は追加懲罰ということですので、管理プラグの作動レベルも上げます」

はぅ!

そうだった、忘れていた…。
B懲罰では、いつもは比較的大人しいプラグの動き。
でも今回は、作動レベルが上がるとのこと。
つまり上半身も下半身も猛烈な責めに晒されることになる。
自慰未遂の罰がコレなのか…。
なんとも皮肉。
…というか、絶対に早瀬さんの思惑通り…だよね…。

「もう一点あります。コレも被ってもらいます」
葛城さんは、革のマスク状のものを手に持っていた。
首枷に繋がれたわたしに見えるような位置に下げて、丁寧に見せてくれた。
頭をすっぽりと覆うタイプで、口の部分だけに孔が空いている。
「こ、これも…ですか?」
「呼吸制御装置を接続して、今回の懲罰を行います。いつもより辛いかもしれませんが…」
呼吸…制御?
いよいよわたしは…息をする自由も奪われちゃうの?
「制御…といっても、息をさせないわけではないので安心してください。その代わりに」

葛城さんは、始まればわかりますと言い、わたしにそのマスクを被せた。
ぎゅ…。
編上げの紐が引き締め上げられていく。
ぎゅ…。

うぅ、キツイし暑苦しい…。
しかも革の独特の臭いが鼻につく。
そういえば、こんな全頭マスクって、移送前の地下牢で被されて以来久しぶりだった。
懐かしくなんてないけれど。

わたしの視界は完全に奪われた。
そして開口部から差し込まれた器具をグッと噛まされ、後頭部でベルト固定された。

「((鼻で息はできませんから気をつけて。そこから空気が送られます))」
くぐもった葛城さんの声。
…聴覚もかなり遮断されている。
今までにない拘束感。
初めての追加懲罰が、これから始まるんだ…。

「((まったく、早瀬ときたらこんなことをわたしにさせて…))」
なにやら葛城さんがブツブツ言っているがよく聞こえない。
「うーっ、う…?」
…馬鹿。
わたしも口がきける状態じゃないじゃない。
「((いえ、なんでもありません。それでは開始のベルがなるまで待機です))」
なんとか”開始のベル”という単語だけが聞き取れた。

…。
…。
リサも今のわたしと同じ気分なのかな。
昨日のひとときの安らぎを思い出しながら、再び始まる厳しい現実に直面して…。

お姉ちゃん、はぅ…。
とか呟いていたりして。
ふふッ、やっぱりかわいいな。

あぁぅ…ッ。

刑務官姿なんて似合わないよ、一緒に囚人服を着ていよう。ね…。
うん、わたしは大丈夫。
大丈夫…ッ…ぅ…だよッ…。

さぁ、…もうあれこれ考えるのはよそう。
わたしたちにできることは、はあぁ…ッ、
懲罰を受け入れて、ひたすら耐えること…だから……。くぅ…。
ただそれだけ…だから。

ぃ…やン……ッ。

…。
…。

ジリリリ…

聴覚が遮られていても、はっきりと耳に届くベルの音が響き渡った。
相変わらず空気を読まない自動音声も、微かだが聞こえる。


ぷしゅー…。

ぷしゅー…。

管理プラグが鳴動する。
今回は作動レベルが上げられているとのことだから、きっとこれから、もっと、来る。
同時に胸に装着された責め具も動き始めた。
ふぁ…ッ
や、…やっぱり、この動きって、ちょっと…
あぁ…ッ…。
白状すると、わたしは、ここがとっても”感じ”やすい。
だけど、下も、上も…一緒に責められちゃったら、いったい…。

不意に口の中に感じたことのない軽い痺れを覚える。
装具から送り込まれてくる空気。
今のわたしに許されているのは、これを吸い込むことだけ。
だけど、その匂いが…。
葛城さんは始まればわかると言っていた。
…、まだわからない…けれど、これって…。

あぁ…、なんだか身体が熱い。
熱い熱い熱い。…ぁぁッ…。
何?
何…が起こっているの…ッ…?
はぁ…ッ!
いや、いや…、どうしよう…
なんだか本当に、変…!!

プラグを入れられている、わたしの、あそこ。
なんか、もう、ぐちゅって…。
ぐちゅぐちゅ…してる。
いやぁ…。

うぁ…、なに、なに??
だめ、管理プラグ、動いちゃ…だめ…。
はぁう!!!
あ…あぁ…それに、む、胸まで…そんな…動いちゃ…。

変だ、絶対変!
なに、この変な気持ち…。
いつもより、ずっと、…感じちゃう…。

あぅ、あぅ…!!!
だめ、だめだよ。
これって、懲罰…なんだから!!
こんなになっちゃ、お、怒られちゃう…。
鞭で打たれて、お仕置きされ…ちゃう…よ…ッ!

ぷしゅー…。
ぷしゅー…。

あ…、あぅ……。
きっと、この空気には、何か特別な薬でも混ぜられているのかな…。
頭が、ぽわっとしてくる。
そして、どんどん身体が熱くなる。
…、
あそこ、わたしのあそこも…、もうどうしようもないくらいに、熱い。

そして…。
ち…、乳首につけられた責め具が…とっても、気持ちが…。
なんだかとっても焦らされているような、そんな責めだ。

懲罰なのに、いつもと違って、気持ちよくなったまま達しそう…。
ぁぅ、だめ…。
だって、これはお仕置きなんだから…。
気持ちが良くなっちゃ、だめなんだよ…。
苦しまないと、辛くないと、罰を受けることにならない…ッ!
罰を受けないと、わたしは、きっと許してもらえないんだから…!!

はぅ…、で、でも…。
ぅぅ…、本当に、…だめ。
まだ、始まったばっかりなのに…、なにか、来ちゃう…。

リサ…お姉ちゃんは、やっぱり、悪い子だよ…。
だから、いっぱいお仕置きされるの…。

リサ、ごめんねごめんね、約束したのに…
頑張って耐えようって…。

だけどやくそくまもれない。
おねえちゃんきもちいい。
ちょうばつなのに、だめだよね。

ぷしゅー…。
ぷしゅー…。

…ン…ン…ぃ、イっちゃう…よ…。
こんなキカイで…。
イかされちゃう…。

だめ、だめ、…。…。

「ぁ…ぅ…はぁッーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

ピピッ。
<A01の規律違反を確認。自動打擲装置作動>

…あぁ、やっぱり、わたしは悪い子だから、お仕置き…だよね…。

ピシィッ!!
ピシィッ!!!



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