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厳重拘禁囚 鮎川壬姫5 黒縄緊縛股縄編

5 「移送囚4名、出ます!!」 葛城さんの声が響いた。 移送囚とはわたしたちのこと。 護送車、航空機、そしてまた護送車。 辛い「長旅」だった。 特に空港を降りてからの護送が大変だった。 ろくに睡眠も食事も与えられない状況で、姿勢を維持するというのには無理がある。 気をつけていたけれど、何度も管理プラグの「お世話」になってしまった。 回数が増えるたびに、作動時間も長くなっているようで、 ついさっきの懲罰では、...

厳重拘禁囚 鮎川壬姫編4 刑務官視点

4 きつい任務だった。 初めての囚人護送。しかも、厳重拘禁囚。 ようやく彼女たちを航空機から降ろし、護送車両に収容するところまで終えることができた。 あとは刑務所まで数時間。 扱う囚人は全員が少女だとはいえ、それなりの罪を犯し、厳重拘禁に処されている連中だ。 何が起こるかわからない。 その戒護にあたっては、細心の注意を常に払わなければならなかった。 研修を終え、配属されたばかりでの大仕事。 経験豊かな先輩...

午後囚人服7 鮎川壬姫3 護送車内編

3 護送車両はゆっくりと動き出した。 刑務所の門をくぐり抜け、夜の帳の降りきった郊外の道路を走る。 新監獄の刑務官であるという葛城さんに命じられたとおり、 わたしは鎖につながれ、保護ブーツに包まれた両脚を指定された場所に置き、 唯一見ることを許された一点の目印を見つめ続ける。 常にカメラと膣プラグ内の発信器で監視され続けられているため、 一瞬の気の緩みすら許されない状況だ。 それでも、時折車両の挙動で姿勢...

厳重拘禁囚 鮎川壬姫 厳重拘禁棟移送準備(仮)編

2 懲罰房に戻されたわたしを最初に待ってたのは、 今までとはまったく違う囚人服への着替えだった。 「あなたには、これからこの『緊身衣』を装着してもらいます」 ワンピース型の囚人服は脱がされ、もうすでに回収されている。 全裸にされたわたしは、夏場の熱気がこもる地下監房でへたりこんだ。 刑務官が突き出したのは、禍々しく光る黒革で作られた全身スーツ状の服。 『緊身衣』という名称から、私が良く着せられていた拘束...

厳重拘禁囚 鮎川壬姫編1

1 移送を告げられたのは早朝だった。 いつもの検身と房内点検が終わり、朝食の配給を受ける前に呼び出しがかかった。 「鮎川壬姫さん、重要な連絡があります。すぐ所長室へ」 普段からわたしを番号で乱暴に呼びつけ、高圧的に接することしかなかった刑務官の言葉。 その態度に妙な違和感を感じながらも、ここは素直に応じるしかない。 何しろ、今まさに私は「懲罰中」の身だったから。 難癖を付けられる態度はとらないのが最も賢...

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周栗移夢

Author:周栗移夢
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