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厳重拘禁囚 鮎川壬姫10 処遇の報告編

10 午前と午後のそれぞれ1時間ほど、検査のために連れ出された以外は、 結局1日中、管理プラグの責め苦に耐えながら過ごしたことになる。 懲罰回数は、おそらく10回以上。 電源が安定供給されているからか、移送時と違い、ここでは1回の作動時間がかなり長い。 しかも「達した」瞬間に作動が止まるという高性能ぶりだ。 膣圧や、脈拍などから判断できる、特別なセンサーが組み込まれているのかもしれない。 いや、あるいは...

厳重拘禁囚 鮎川壬姫9 朝の準備&懲罰 鮎川視点編

9 激しく鳴り響くベルの音とともに、目を覚ました。 間髪を入れずに、定時巡回開始の号令がかかる。 わたしは、鎖に繋がれた体を起こし、昨日教えられた通りの『第一姿勢』をとる。 第一姿勢というのは、刑務官が監房棟内を巡回するときに取らなければならない、 チェック用の基本姿勢のことだ。 鉄格子に対して正面を向いた状態で独房内のベッドに浅く腰掛け、 手枷の施錠部分が確認できるように両手を腿の上に置く。 そして腿は...

厳重拘禁囚 鮎川壬姫8 朝の準備  刑務官視点編

8 新入検査房は、ここへ移監となった囚人が最初の一定期間に入る独房。 その期間に、少女囚たちは各々の性格・体力・知能指数などを判定され、それぞれに最適な処遇を決定される。 私は、同期の早瀬とともに、新入少女囚の調査票に目を通していた。 移送こそ担当したものの、その後すぐに丸一日の休暇をいただいていたので、 本格的に彼女たちと向かい合うのは今日が初めてとなる。 昨日から連続勤務の早瀬に、一歩出し抜かれた気...

厳重拘禁囚 鮎川壬姫7 3つの拘束衣説明後就寝編

7 「今日はもう時間が遅いので、そのまま就寝衣を着てもらうから」 後ろ手錠はそのまま、床に繋がれていた足枷の鎖だけが外された。 再び厳格な刑務官の顔に戻った早瀬さんは、そのまま私を監房の外に連れ出した。 長い回廊をゆっくりと歩かされる。 この厳重拘禁棟も、私たち囚人の歩く場所と刑務官の歩く場所は明確に分離されていた。 もちろん私たちに許されたのはクリーム色のリノリウム材に覆われた床。 暑い季節とはいえ、...

厳重拘禁囚 鮎川壬姫6 緊縛解除 就寝準備編

6 わたしが縄を解かれたのは検査房に戻されてからだった。 幾本もの縄跡が走る。素肌に仄赤い文様が刻み込まれているかのようだ。 見た目にはかなり痛々しい。というか実際に痛い。 後ろ手に縛り上げられていた両腕には、まだ微かに痺れが残っている。 だけど、早瀬さんは緊縛の心得にかなりの自信があるらしく、 血流を止めたり、神経に差し障るような危険な縛り方はしていないそうだ。 長時間、なんとか耐えることのできる程度...

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周栗移夢

Author:周栗移夢
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